車にかかる税金って色々あってわかりにくいと思いませんか?
一度まとめてみると意外にシンプルということがわかりましたので、ご紹介します。
車にかかる税金は3つ
車にかかる税金は3つです(消費税、ガソリンに関する税金は省きます)。
①自動車税
②自動車重量税
③自動車取得税
この3つの税金について、根拠法令、課税額、減税制度、課税対象者、納付のタイミングについてまとめたものがこちらです。
「①自動車税」を計算してみた
ディーラーさんにおまかせしたらいいのですが、お勉強のために算出の手順を追ってみましょう(自家用車・普通自動車)。
例として私が購入した車で算出してみます。
※税額は適用期間など時期によっても変わりますので注意ください。
まずは①自動車税です。
自動車税は、総排気量で税額が変わります。
税額の表がこちらです。
私は1.8Lぐらいの総排気量の車を購入しましたので、この表から「39,500円」です。
8月に新規登録・納車だとしたら、9月から3月まで(7か月分)の月割りなので、「39,500円×7÷12=23,041円」です。100円未満の端数は切り捨てなので、「23,000円」が初年度の自動車税額になります。
減税については、グリーン化特例がこちら。新規登録の翌年度から減税が適用されます。
私はクリーンディーゼル車を購入しましたので、75 %軽減で「39,500円×0.25=9,875円」です。
「9,800円」が来年の自動車税になります。
「②自動車重量税」を計算してみた
自動車重量税は、車両の重量と登録からの経過年数で税額が変わります。
税額の表がこちらです。
私が購入する車は、1.5t未満ですので「12,300円」です。自動車重量税は、新規登録の際は3年分、車検の際は2年分納付しないといけないので、新車購入時は、「12,300円×3=36,900円」で「36,900円」が購入時の自動車重量税になります。
減税については、エコカー減税でこちら。
私はクリーンディーゼル車を購入しましたので、自動車重量税は「免税」です。
ガソリン車であれば、そのエンジンが「平成〇年度ガス規制〇%低減」かどうかで軽減率が変わってきます。
「③自動車取得税」を計算しようとしてみた
自動車取得税は、取得価格などで税額が変わります。
新車購入の際は、次のとおりです。
課税標準基準額+ 付加物の価額= 取得価額(1,000円未満切捨て)
取得価額× 3% = 自動車取得税額
計算のためには、「課税標準基準額」を求めるために税事務所で使われている「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」が必要なのですが、手元にないので具体的な計算はできませんでした。「付加物の価額」はオプションの金額ですね。
減税については、エコカー減税です(掲載済み)。
私はクリーンディーゼルを購入しましたので、自動車取得税は「非課税」です。
自動車重量税と同様、ガソリン車であれば、そのエンジンが「平成〇年度ガス規制〇%低減」かどうかで軽減率が変わってきます。
まとめ
エコカーを購入すると当分の間は、毎年払う自動車税のみ!